夏は来ぬ…、まだまだ残暑が厳しいですが、暑さを吹き飛ばす熱い大会を取材してまいりました。
第9回中日本中日本ライフセービング選手権大会
です。
静岡県と愛知県の協会に所属する学生ライフセーバーが220人超集まって、命を救うために鍛えた競技
「ライフセービングスポーツ」を競います。
「水辺の事故ゼロ」を目指して静岡県ライフセービング協会と協働する静岡スバルは、
昨年、救助用具である
「レスキューチューブ」を寄贈しました。

その
「レスキューチューブ」を用いた救助競技もあるとお伺いして、フォレスターで会場に向かいました。

おおっ!
フォレスターのライフセーバーカーが勢ぞろい!?

当社と静岡県ライフセービング協会をはじめ、全国のディーラー各社が各地のライフセービング協会にライフセーバーカーを貸し出しているのですが、
今大会は静岡県と愛知県の大会とのことで、当社と名古屋スバルさま、そしてに日本ライフセービング協会の本部に貸し出されている東京スバルさまのライフセーバーカーの計4台!

スバリス号も一緒に並べて頂いて撮影。
若さがあふれる大会の各種競技は真剣で熱い戦いが繰り広げ瀬れています。取材に訪れた日は大きなボードを使って救助をする「ボードレスキュー」と前述の
「レスキューチューブレスキュー」の男女予選と決勝が行われていました。

刻一刻と変わるコンディション、命を救うために時には立ちはだかる自然を相手にするライフセービングスポーツですが、
波の勢いを使って大逆転!な自然を味方にするたくましさも有って目が離せません。

まずは要救助者役の選手が沖合120mのブイに向かって力泳!たどり着いたら岸に向かって大きく手を振ります。
それを見て、救助役の選手が浜から猛ダッシュしてスタート!沖へ向かいます。
沖のブイに付いたら選手を載せて一緒に浜に戻ってきます。
レスキューチューブレスキューの場合は、さらに2人の4人一組。要救助者と救助役の選手は同じですが、浜に辿り着いたら残りの二人が要救助者役の選手を二人でゴールまで担ぎ上げて運びます!
ダイナミック!
今回、
レスキューチューブレスキューの競技には静岡スバルが協賛させていただいて、
優勝チームに木製の素敵な盾を送らせていただきました。
こちらは、ご自身もライフセーバーであるデザイナーさんが静岡県の廃材からリサイクルして製作されたもの。他に二つとない自然の風合に競技の様子が描き出されています。

なんと上部には
「スバリス」もデザインしていただきました、この夏のライフセービングに携わられた皆さんの活躍を見守ってくれているようですね!

女子の優勝は
下田ライフセービングクラブ おめでとうございます。

男子の優勝は
南伊豆ライフセービングクラブ おめでとうございます。

競技が終わるころはちょうど日も傾きだしていました、皆さんお疲れ様でした。
2023年の夏はコロナウィルス感染症の規制がひと段落し、海も活況を呈していました。海水浴に適した海水浴場以外の海岸ではどうしても水辺の事故も起きていました。
しかし、ライフセーバーの活躍で一命をとりとめたケースなども報道されており、
私たちやライフセーバーの皆さんの努力が実ったのかな、と思います。

夏が過ぎても「いのちをまもる」ライフセーバーの皆さんの活動は終わりません。
秋から冬にかけても、また機会が有れば活動をご紹介させていただきます。
「水辺の事故ゼロ」と
「交通事故ゼロ」を、これからも目指し続けましょう。