イベントレポート
一つのいのち
制服リニューアルに伴い、旧制服をリサイクルしました
静岡スバルには「人と地球にやさしく委員会」という、部署を超えた組織があります。
環境問題を考え、社としてできることは何か、取組みを考え活動を推進する委員会です。
この春、静岡スバルでは店舗女性スタッフの制服をリニューアルしました。
同時に本社女性社員の制服も廃止となり、そのため、古い制服が大量に回収されました。
静岡スバルでは、昨年度末よりテクニカルスタッフの古くなったツナギをリサイクルしています。
「人と地球にやさしく委員会」として、今回集まった制服も、破棄するのではなく、同じ工場で受け入れていただけないか…。先方にご相談したところ、ありがたいことに快諾のご返答をいただきました。
せっかくなので、今回は工場へ自分たちで持ち込み、これらがどのように処理されるか見学させていただきました。
回収から持ち込み、そして工場の様子を追います。
静岡スバルの店舗は全部で12店舗。女性スタッフの制服は、すべてを回収するとかなりの量になります。冬用ジャケット55着、ベスト62着、ブラウス224枚、夏用ベスト34着、スカート158枚、スカーフ47枚、リボン58本。すべてを合わせて段ボール10箱分となりました。


お届け先は御前崎市にあるリサイクル工場。近隣の地域ばかりでなく、世界中から(!)リサイクル用の古着が集まる工場です。

段ボール10箱分を搬入します。

集められた衣類は、ベルトコンベアに乗って早速裁断機にかけられます。

ステップを追って細かくされた衣類は、最終的にはフワフワの綿のような状態になります。

裁断粉砕処理をされた衣類は、自動車部品の吸音材や再生家具などにリサイクルされます。
吸音材はSUBARU車にも採用されているそうです。私たちの制服の一部がフォレスターになっているかも??

「各メーカーからのツナギが届きます。もちろんSUBARUからも届きますよ」とのこと。
綿100%の素材は不向きなので、化学繊維もブレンドしてちょうどよい混紡にするなど、詳しく説明してくださいました。
実際に加工される様子を見学させていただき、循環の様子を詳しく知ることができました。
工場見学を快く受け入れてくださった皆さまに、この場を借りて御礼申し上げます。
静岡スバルでは、今後もこの活動を続けていきます。

一つのいのちプロジェクトとは?
「人を中心としたモノづくり」のなかで安全を最優先に考え『いのちを守る』ことを大切にしてきたSUBARUが、人々の暮らしと自然環境をまもるパートナーを応援する社会貢献活動です。
静岡スバルも一緒に取り組んでいます。
全国の取組み紹介は、こちら