イベントレポート
イベント
富士市立岩松小学校にて出張授業を行いました
小学校6年生の総合学習では、「キャリア教育」として「『働くこと』や『社会の中での自分の役割』への興味・関心を育て、将来の自分の生き方を考える土台を作る」という授業があります。
ご依頼をいただいて伺ったのは富士市立岩松小学校。ここのところ毎年伺っている小学校です。
今回は6年生の皆さんを対象に「職業講話」「プリクラッシュブレーキデモ」「車両展示」を行いました。
その様子をレポートします。



どんな仕組みで車が障害物を感知するか、どんなものなら感知できるか、アイサイトの仕組みを皆さんに知ってもらいます。

実際に車両のカメラを見つけてもらいます。

一通り説明を聞いたら、目の前でクルマを走らせます。
車両に見立てた壁に向かって走るフォレスターは、ピピピピーーー!という警告音のあと、ギュっと急ブレーキがかかって壁の前でしっかりと止まりました。
「壁からどのくらいの距離で止まる?」
「どんな音がした?」
「勝手に止まってる?」
口々に質問が飛び交います。
そして出てくるのが
「本当はブレーキ踏んでるんじゃない…?」
という疑いの声。
「じゃあ、運転手がブレーキを踏んでいないか、先生に証人になってもらおう!」
先生に助手席に乗っていただきました。

壁に向かって進むクルマは、先ほどと同じように、ギュっという音とともに止まります。もちろんブレーキは踏んでいません。
乗車後の
「本当にブレーキ踏んでないよ!」
という先生の言葉に、子どもたちも手をたたいて歓声をあげていました。

BRZの運転席は、皆さん列を作って待つほどの人気。
スポーツカーは子どもたちにも、もちろん先生方にも特別な存在です。


「整備士になって大変なことは、常に勉強し続けなくてはならないことです。新しい技術が開発されればその勉強をします。でも、新しい技術を誰よりも早く知れることは、とても楽しいです」「お客さまに『ありがとう』と言われること。これは何よりの喜びです」
生徒の皆さんは、メカニックの言葉に真剣に耳を傾けてくださいました。
そして、どんなに技術が発達しても事故発生率はゼロではないこと、ならば自分たちはどうすればいい?そんなことを考えるきっかけにもなればいいなと思っています。
岩松小学校の皆さん、このたびはありがとうございました!