産学連携と社会貢献!心理学×フィールドワークの発表が行われました。
2024年11月2日(土)、3日(日)の2日間、静岡市にある常葉大学静岡草薙キャンパスで第7回「心薙祭(こなぎさい)」が開催されました。
今回は、多彩な催しの中で発表された静岡スバルと地域、産学連携の事例についてご紹介します。

静岡スバルは常葉大学の教育学部心理教育学科太田准教授と協働して、企業課題を心理学の知見を用いて解決する臨床・教育フィールドワークⅢの授業を行なっています。
昨年の取組みについては、
こちら
同学科では公認心理士など、こころの専門家を育成するだけでなく、企業、学校、地域の様々な問題を解決するために必要とされる人材を育てることで地域社会に貢献されています。
今回のテーマは「静岡店と藤枝店における店舗独自のイベント案」。フィールドワークを通じて検証、提案していただきます。
学生の皆さんは実践的な学びの機会として実際に静岡店と藤枝店を訪問し、店長にヒアリングするほか店舗周辺地域の情報をあつめるフィールドワークを約半年間に渡って実施しました。
免許やマイカーをお持ちでない学生の皆さんも多く、自動車ディーラーに来店することも新鮮な機会になったようです。
それでは発表の様子をのぞいてみましょう
今回の大学祭にて調査と研究の成果を発表してくださいました。
発表資料は30から40枚にも及ぶ力作ぞろい。教室の壁一面に貼られた資料を担当したグループの皆さんが解説します。いずれのグループも地域性や過去の事例、同業他社や異業種のイベントに実際に参加するなどしてお客さまの視点や心理を学んでいる心理学を用いて分析、それぞれの店舗でスタッフとお客さまが喜んでいただくためのイベント案を提示してくださいました。
発表内容はさらに検証を重ねて、後日両店のスタッフに向けてプレゼンテーションされる予定です。
学生の皆さんの学びに一緒に取り組むことで、静岡スバルのお客さまも喜んでいただける現実の店舗イベントの形として地域貢献の花が咲くことでしょう。