ニュルブルクリンク24時間耐久レースも、いよいよ目前に迫ってきました!
出発に向けてソワソワ落ち着かない望月です。
望月は、12月に行われたシェイクダウンに参加しています。
少しだけ、その話もご紹介です。
=シェイクダウンについて教えてください
12月に、派遣前のシェイクダウン(テスト走行)に参加させていただきました。3日間という短い期間でしたが、非常に充実した時間を過ごすことができました。ディーラーメカニックはタイヤの脱着、ブレーキの脱着、足回りの点検などが主な作業となりますが、普段の点検とは全く異なり、レース車両特有の緊張感と責任感を感じましたね。特に、タイヤやブレーキは非常に高温になっているため、作業には細心の注意を払う必要があります。
=だいぶ勝手が違うのですね
実際のレースでは、車両は7~8分間かけて一周します。長い時間戻ってこないので、確実な作業が求められますね。役割分担が明確になっており、足回り、タイヤ、ブレーキの作業はディーラーから派遣されたメカニックが担当で、もし車両がクラッシュして戻ってきたような場合は、レースメカニックの方々の補助をすることになります。シェイクダウンでは、STIのレースエンジニアの方々のすぐそばで作業をさせていただく機会もありました。普段は見ることができない、エンジンの燃費計算など、プロのレースメカニックの仕事を間近で見ることができ、非常に感動しました。自分が憧れていた世界を目の当たりにすることができ、興奮しましたよ。市販車は安全に走行することが最も重要な目的ですが、レーシングカーは、安全であることに加えて、「いかに速く走るか」という要素が求められます。トラブルなくドライバーが安心して走行できる状態に整備するという点は市販車もレーシングカーも同じですが、プロのレースメカニックの方々が、ドライバーがより速く走れるように、様々な工夫を凝らしている様子を間近で見ることができ、非常に勉強になりました。作業中に「今、何をしているのですか?」と質問すると、丁寧に教えてくださるのも嬉しかったです。エンジンの摩耗についてなど、普段の整備では聞くことのできない話を聞くことができ、本当に貴重な経験になりました。
スバルの派遣メカニック制度には、86/BRZの車検を担当するメカニック、スバル二級整備士の資格を持つ者が参加できる全日本ラリーの派遣メカニック、そして、最高峰としてニュルブルクリンクの派遣メカニックがあります。このように、様々なカテゴリーのモータースポーツに挑戦できる機会があるのは、スバルだけではないでしょうか。
******
出発前に貴重な経験してきた望月は、いよいよレースに臨みます。
店舗では、お客さまに望月へのメッセージカードをご用意。お寄せいただいた皆さま、ありがとうございました!
本日まとめて本人へ渡してきました。
社内では寄せ書きフラッグを用意。社員から応援コメントを書き込み、これも本人へ渡しました。

野澤社長からは大きく「勇気」と書き込みが。
社長であり、メカニックの大先輩でもある野澤からの一言は、熱く、重いです。
店舗を巡回してきたフラッグに、本社フロアでも全員でメッセージを書きこみました。


今日まで出勤という望月に、富士宮店・舟窪店長からフラッグをプレゼント。(熱い抱擁つき)


店長からは
「長年の夢であり2回目の挑戦で掴んだ夢舞台NBRチャレンジ、憧れの舞台で思う存分聖也の力量を発揮してきてください。
『チームは一つ』を合言葉に、チームSTIの優勝に向け、まずは平常心でチームに貢献し、そしてなにより1番に、掴み取った夢舞台を存分に楽しんできてください。
聖也のチャレンジは富士宮店にとって誇りです。遠くからではありますがチーム富士宮店は望月聖也を応援しています」
とあたたかいコメントが寄せられました。
富士宮店サービス課・齊田課長は
「入社前からの夢の舞台です。今まで培った技術、知識を生かし、全力で楽しんできてください」
と、望月を送り出します。

富士宮店スタッフで「やっぱりスバルがナンバー1!」のポーズ。
最後に、望月に今の気持ちを聞きました。
*****
シェイクダウン以降、誰とも会っていないので、少し不安な気持ちもあります。あ、パスポートはしっかり準備しましたよ!
実は、専門学校の4年生の時に、修学旅行でドイツに行っています。ポルシェ博物館、BMW博物館、BOSCHのテストコースなどを見学し、ニュルブルクリンクも訪れました。「次は『ただいま!』と言えるように、メカニックとしてここに戻ってきたい」と心に誓い、その時のチケットをずっと大切に保管していて、今も手元にあります。心が折れそうになった時にはそのチケットを見返し、「ニュルブルクリンクに行かずに人生を終えるわけにはいかない!」と自分を奮い立たせたこともありました。
今回ついに、スバルのメカニックとしてドイツ・ニュルブルクリンクに立つという夢が叶います。最高のパフォーマンスを発揮し、クラス優勝できるように、全力を尽くします。情熱を持ってこの機会に臨みたいと思っています。
実は7月16日に第二子が誕生する予定です。しばらく家族と離れることになるので少し心配な気持ちもありますが、ニュルブルクリンクでの活躍を、日本で待つ家族と生まれてくる子供への最高のプレゼントにできたらと思っています。
*****
静岡スバルも、全社を挙げて望月聖也を応援しています。
どうぞ皆さま、望月にエールを!